8の字飛行のコツvol.2【センターでの切返し】

以前の記事で8の字飛行のコツとしてまずはサークル飛行を練習しましょう。

とお伝えしました。まだ読まれていない方はこちらから読んでみて下さい。

今回はサークル練習が上手く出来る様になったらいよいよサークルを2つ繋げて

8の字飛行を作っていきましょう。

ポイントはセンターに戻って来た時の切返しです。

ラダースティックがスティックのニュートラル位置を通り過ぎて

反対に入れなくてはなりません。

この時によくありがちなミスとして

  1. スティックがニュートラルにいる時間が長くスムーズな切返しにならず機体がカタつく
  2. スティック操作が大きくなりがち

ニュートラル時間が長い

プロポのスティックにはバネが入っており、指を離すと自動でスティックはニュートラルの位置に

戻ろうとします。

一つの円を飛行させた時に無事に上手いことセンターに戻ってくると安心して反対のラダーを入れるタイミングが

遅れる事が多々あります。

この場合機体がカクついた挙動になったり、機首方向不良や次の円がが大きくなり経路の逸脱に繋がります。

大きすぎるスティック操作

前項とは逆にセンターに戻ってきて切返しを意識しすぎると起きるミスですが、

今度は意識し過ぎてラダースティックの量が多くなり過ぎます。

この場合はもカクついた挙動や、機首方向不良、不円滑などのミスに繋がります。

目次

ポイントは素早く丁寧なスティック操作

ではどうしたらいいか。

円のセンターでの切返しのラダー操作は『素早く丁寧な操作』がポイントです。

スティックがセンターにある時間が2秒あったら長いと思って下さい。

かつ、スティックがニュートラルの位置でカチっとハマりますが、それに抗う程度の反対にラダーを

入れる事が重要です。

ただ、機体毎のクセやプロポの感触、設定等で異なるので、どんな機体、どんなプロポでもスムーズな

切返しが出来る様になるべくたくさんの種類の機体で8の字飛行を練習すると良いです。

解説動画

上記内容を解説した動画を公開しています。

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ドローンインストラクター金子 将史

2023年5月よりドローンの練習を始め、2024年1月に一等無人航空機操縦士試験の学科に合格。同年3月に指定試験機関にて実地試験に合格。いずれも初回受験にて合格。総飛行時間130時間。
『正しい機体で正しく練習する』をテーマに2024年6月より無人航空機操縦士試験、一発受験の対策スクールとしてD-BASE YOKOHAMAの運営を開始。

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