8の字飛行のコツ

ドローンの操縦を始めた方で最初に大きく壁に当たるのが

『8の字飛行』です。

8の字飛行はスティック操作が複合的になります。

エレベーター・ラダー・エルロンを複合的に操作してドローンを8の字に飛行させます。

この記事では8の字飛行のコツ・練習方法を紹介していきます

目次

まずはサークル練習

8の字飛行に挑戦する前の準備段階としてサークル練習があります。

8の字飛行はサークル(円)飛行を2つ繋げた飛行になるので、サークルが上手く飛行出来ない事には

8の字が上手く出来るわけがありません。

ここで飛行させながらの解説動画を作成したので紹介しますね。

この動画内で紹介もしてますが、重要なポイントは3点

  • スピード
  • 適切な微調整
  • 飛行ラインのイメージ

適切な速度がカギ

サークル飛行において最も重要な事が速度です。

ドローンの操縦において速度が変われば倒すスティック量も自ずと変化します。

特にサークルの様な複合的な操作になった場合、速度が速くなると修正舵が間に合わなくなり、

機首方向の不良・飛行ラインの逸脱などミスに繋がります。

また、逆に速度が遅いと今度は円滑な飛行が難しくなります。

意図せず速度が遅くなりすぎてカクカクした動きになったり、最悪止まってしまう場合もあります。

また、自転車の運転を想像すると分かりやすいのですが、速度が遅ければ遅いほど運転は難しくなります。

ドローンも同じで遅いと不安定になりがちです。ある程度速度が出ている方が機体自体は安定します。

適切な微調整が必要不可欠

ドローンの操縦が上手いとは・・・

それは微調整が上手いという事です。

決して意図した飛行ラインに一発で乗せられる人が上手い訳ではありません。

というか・・・それは無理です。

どんな飛行ラインでも一発で乗せるなんて事は人間業ではありません。

機体の個体差、設定状況、飛行環境(風)など様々な要件でその都度変わるからです。

ですので、それらの環境に合わせて微調整する事が必ず必要です。

その為にはスティック操作を頭で考えて操作している様では遅いです。

機体の状況から適切なスティック量を適切に操作する事が重要なのです。

それらを習得する為にもサークル練習・8の字飛行は有効的です。

飛行ラインのイメージ

最後に重要な要素として飛行ラインのイメージがあります。

これはただ何となくサークルになる様に飛ばすのではなく、

しっかり自分が飛行させたい飛行ラインをイメージする事が大事です。

その飛行ラインに合わせて微調整を行いますので。

また、なるべく今機体がいる位置から先をイメージする事が重要です。

これから機体をどのように動かしたいかをイメージする事が

綺麗なサークル・8の字を描くポイントになります。

さてここではサークル練習に触れてきました。

複合的な操作で難しいとは思いますが、綺麗な飛行が出来た時は喜びも大きいので、

頑張って練習してみて下さいね。

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ドローンインストラクター金子 将史

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