ドローンの操縦モード選び モード1?モード2?

ドローンの操縦を始めてみたい方に向けて操縦モードの解説を行いたいと思います。

操縦モードって何?

操縦モードとは送信機のスティック配置の事です。

日本国内の主流は『モード1』と『モード2』になります。

目次

モード1とは

右スティックの前後が上昇・下降をする『スロットル』

右スティックの左右が左移動・右移動をする『エルロン』

左スティックの前後が前移動・後移動をする『エレベーター』

左スティックの左右が左回転・右回転をする『ラダー』

モード2とは

右スティックの前後が前移動・後移動をする『エレベーター』

右スティックの左右が左移動・右移動をする『エルロン』

左スティックの前後が上昇・下降をする『スロットル』

左スティックの左右が左回転・右回転をする『ラダー』

多数派は『モード2』点検や農薬散布等の業務では『モード1』が多い

上のイラストを見比べるとお分かり頂けるかと思いますが、

モード1とモード2の違いは左右の縦方向が入れ替わった形になります。

どちらが優れているというモノではありません。どちらも同じ様に操縦はできます。

多数派はモード2になります。前後移動と左右移動が右手に集約されているため

未経験の方が始める際には感覚的に掴み易いと言われています。

それ故に多くのドローンスクールがモード2で講習を行っています。

逆にモード1は前後移動と左右移動が右手と左手に分かれています。

これは一見複雑そうに思えますが、右手だけの操作より右手と左手を

使って操縦を行うため細かい操縦がし易いと言われています。

また、直線的な移動を多く行う点検や農薬散布等の業務ではモード1を

使われている方が多いです。

前述の通りどちらが優れているというものではありません

要は『慣れ』です。

ただ、一点注意して頂きたいのは操縦モードを途中で変える事はあまりお勧めしません。

ドローンの操縦は体で覚えるものになりますので、頭で考えるよりも体が反応する程に

練習を積む必要があります。その為、途中で操縦モードを変更しようとすると

かなり難儀します。

ドローンの操縦を始めようと思う方はどちらか選んで始められると良いかと思います。

また、友人同士や会社内で複数人が同じ機体を扱う機会がある方は、

操縦モードを合わせておくとスムーズです。

D-BASEの無料操縦体験会では未経験の方は両モードを体験して頂いて

ご自身の操縦モードを選んで始めて頂けます。

人によって得意不得意がありますので、感覚的にどちらがやり易いか選んで頂ければと思います。

D-BASEの無料操縦体験会の申し込みはこちら

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

ドローンインストラクター金子 将史

2023年5月よりドローンの練習を始め、2024年1月に一等無人航空機操縦士試験の学科に合格。同年3月に指定試験機関にて実地試験に合格。いずれも初回受験にて合格。総飛行時間130時間。
『正しい機体で正しく練習する』をテーマに2024年6月より無人航空機操縦士試験、一発受験の対策スクールとしてD-BASE YOKOHAMAの運営を開始。

目次